IT業界ってこんなぬるいもんじゃないと思うのだが
【コメント欄@プログラミングできない元請けがプログラム設計書をレビューするという矛盾】
http://d.hatena.ne.jp/higayasuo/20080415/1208224902
プログラムを知らない新人がSEになるとか聞いたことあります。
研修始まって2週間程度だが、プログラミングを教える気はほとんどないんじゃないかという気が最近している。
現在の研修内容は会社紹介とか、ビジネスマナー研修とか、協力会社の紹介とか。それに加え毎日技術系の勉強をしておきましょうということで問題が配られるのだが、その方向性がよくわからない。というかぬるい。
- 滅多やたらと基数変換の問題ばかり出る
- ものすごく簡単な論理式の真理値表を埋めるだけとか
- 開発モデルの問題の答えが必ずウォーターフォールだったりとか
→しかも問題文に「滝から水が流れ落ちるように」って記述があったりする
→ウチの開発はウォーターフォールですよ、と宣言しているようにも思える
んで、プログラミング関連の問題はというと「アルゴリズム」という副題がついた問題があって、それがこんな問題だったりする。
問題
「インスタントコーヒーを飲む」という行為の作業をフローチャートの空欄に埋めなさい
- 開始
- カップを用意する
- 【空欄1】
- 【空欄2】
- 【空欄3】
- 【空欄4】
- 終了
選択肢
A) カップに粉末を入れる
B) コーヒ−を飲む
C) お湯を注ぐ
D) お湯を沸かす
フローチャートになってねぇ。粉が先か湯を沸かすのが先かとか、どんな難問だよと。ちなみに答えは「どっちでも正解」。それはフローチャートではないのでは。
まぁ研修自体も3ヶ月ほどあるし、今は職種関わらずの研修なので、そこまでキツくすることもないのかなと言う事情は分からないわけでもないけど、それでも砂糖水舐めさせすぎなんじゃないだろうかという気はしている。今なんか研修終わるのが6時ごろで、かなりゆったりしているなという感覚が実際ある。どうせ配属された後に技術屋としてやることは沢山あるのだから、もっと厳しくいろいろ叩き込まれてもいいんじゃないかという感じ。
研修自体もほかの業界でよく聞くようなスパルタ的なこともない。他だと「3時間社歌を延々練習させられた」とかそういう話もちらほら聞くけれど、そんなこともなく「まぁ最低限のビジネスマナーは守ってね」的なそんな感じ。まぁ業界自体が若いので、そういった気風とかそういうものはそんなにないのかもしれない。これに関しては他を知らないので何ともいえないけれど。