ゴジラKOMを見た
感想。
・「ゴジラを最新の映像技術でやって欲しい」という夢が完全に叶った。ゴジラもギドラもラドンもモスラも、すごくカッコよくて神々しい。
・ゴジラのメインテーマ、モスラのテーマあたりもしっかり採用されてて、懐かしさも混ざってニヤニヤできる。
・街を壊すシーンは少なめ。
・なんかゴジラに「街を壊すのを俯瞰で見る」要素を求めてるのは日本人特有なのかな。「街を破壊されることに対する一種のカタルシス」みたいなやつ。海外の怪獣ものだと大抵描写されないから、おそらくウケないか嫌悪感を抱かれるのかもしれない。日本は天災が多くて戦争が身近じゃないから?
・ハリウッドお約束の家族パートの部分、頑張って削ったんだろうなと思うけど、それでも邪魔だなと感じた。多分向こうではあれ入れないと絶対評価されないんだろうなぁ。シンゴジみたいにばっさり切るのはできないんだろう。
・ストーリーはガバガバで「え?そういう流れになるのアリなの?」というのがちらほら。まぁゴジラだから細かいところはいいんだよ!というノリで行くしかないんだけど、「しっかり作る人間パート」「それなりにリアルに見えるミリタリーパート」との対比もあって、少しモヤる。この辺は見る人次第で感想変わりそう。
・「核兵器をハンドキャリーする〇〇」は流石に笑った。持てる重さなんだそれ。
書きたかったのはこれくらい。
アニゴジ全部見た
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「大きすぎるiPhoneは女性差別」著名フェミニストたちがAppleを批判 - iPhone Maniaこれを性差別に持ってくのはちょっとフェミ界隈酷いわ。私にはデカくて困るから小さいサイズも欲しいですと言えばいいじゃん。なんで「平均的な女性にはフィットしないサイズ」と棍棒にするの?
2018/09/25 20:27
大坂なおみのスゴさを語る
はっきり言って話題の中心はセレーナに対する判定と、それを受けてのセレーナの抗議になってしまっている。セレーナは開催国アメリカのレジェンドだし、話題になるのも仕方ないというのはわかる。
だがしかし言いたいことがある。大坂なおみについての評価が少なすぎるのだ。日本でもそれは同じだ。報道といえば生い立ちとか好きな食い物とかそんなんばっかりだ。肝心要の決勝戦の大坂なおみのパフォーマンスについての話が少なすぎる。観測範囲が狭すぎるのかもしれないが、そうであれば申し訳ない。とにかく今回はテニスプレイヤー大坂なおみのスゴさについて書いてみたい。
決勝の大坂なおみのスゴさは2点ある。
- テニスでセレーナに完勝していた
- 完全アウェーのあの異様な雰囲気の中、全くメンタルが崩れなかった
忘れていた。まずは動画を見てくれ。
動画はニコ動とかにもあるから適当に検索してくれ。ようつべにも多分あると思う。
1. テニスでセレーナに完勝していた
これがまずすごい。あのセレーナと打ち合って、全ての面で完勝していたのだ。ストロークは早く、力強く、そして深いショットを左右に打ち分けていた。走り負けも全くしていなくて、あのセレーナが返せない、抜かれる、と言った場面が序盤から続いていた。
自分が第1セットを見てて思ったのは、「あれ?セレーナ調子悪すぎない?」だった。それぐらい大坂なおみとセレーナの動きには差があった。決勝まで勝ち上がってきたセレーナを圧倒するほど、大坂なおみの動きが良かったのだ。まさか日本の選手がパワーとスピードで世界トップを上回るなんて。テニスでこんな場面を見れるなんて本当に思ってなかった。
そんな状況なので、第1セットは6-2で大坂。全キープにブレーク2回。「え?こんな簡単に取っちゃうの?」と思うぐらい差があったように感じた。サーブも本当によかった。ただサーブについては第2セットのほうが圧巻だった。あそこからまだコースとスピード上がるとか鬼か。
とにかく言いたいのは「あのセレーナにマジ勝ちしてるよ…」というテニスが行われていたこと。第2セットはセレーナ抗議やペナルティやらで別方面で荒れた局面になったけど、その下敷きとして第1セットでの大坂なおみの素晴らしさというのは間違いなくあったんじゃないのかなと感じている。勝てる相手なら抗議なんて試合後にするしね。
そして2のほうのスゴさだ。1もすごいが2がもっとすごい。
2. 完全アウェーのあの異様な雰囲気の中、全くメンタルが崩れなかった
会場はそもそもにしてセレーナ一色。度重なるセレーナの抗議もあって、反審判の要素まで加味された。周囲が全員敵という状況に囲まれて、それでもなお、彼女のテニスは一切崩れなかった。
テニスのシングルって個人競技なので、メンタルの変動がもろに出る競技だと思っている。男子シングルスの試合を見てても、ちょっとしたタイミングで流れが完全に変わることってよくある。それがあの試合は全然なかった。完全アウェーの空気の中、集中が切れなかった。20歳のプレーヤーが一切動じなかった。これマジですごくない?
印象的だった場面は2つ。
セレーナの抗議は「背中を向けていたので聞こえなかった」と言い切ったこと。
プレーでミスがあった時、一瞬上を向いて「あー」という顔をした後、「まぁ、いっか」と笑っていたこと。特にこの時の笑顔が本当に印象的だった。ああ、本当に周りを気にしてないんだ。自然体でテニスに臨めてるんだ、って思った。
このメンタルはすごい。結果的に第2セットは6-4だったけど、乱れたシーンはほとんどなかった。こう言うとアレかもしれないけど、セレーナが泥仕合に持ち込もうとしたのに引きずられず、しっかりと勝ち切ったという印象を持った。20歳にして盤石という言葉が似合わないのはわかるんだけど、その表現が一番しっくりくる締め方だった。
この1つ目と2つ目、要はテニス面とメンタル面、この両面で大阪はセレーナを完全に上回っていた。憧れの全米オープン決勝、しかも相手は憧れのセレーナ、という状況で、通常通りか、それ以上の実力を出し切って、勝ち切ったいうのが、今回の全米オープンの一番素晴らしいところだと思う。女子テニスの新時代を感じさせてくれる、本当にカッコいい試合だった。
これまで大坂なおみの印象というのは、「ツボにハマると超絶強いけどムラがある」という感じだったけど、ここで壁を超えたことで完全に化けるかもしれない。はっきりいって常時あのテニスができれば、そうそう勝てる相手なんかいないんじゃないかと思う。まぁチリッチみたいな感じになるかもしれないけど。
あとこれはテニス界への不満なんだけど、イライラでラケット壊すのやめてくれないかな。1本数万円するラケットな訳で、子供への影響がまずいとおもうんですよ。なぜかテニスだけ道具を大事にしない文化が許容されている気がする。個人的には厳罰化して欲しい。
言いたいのはそんなとこです。
忖度ジャパンと呼び続けるべき
を読んでいて腹立ってきたので書く。
極めてマイルドに表現すると「W杯の開幕前の時期に忖度ジャパンというワードを用いて西野JAPANを茶化していた人たちは日本代表を応援する資格も権利も全くない。」と考える。結果次第で日本サッカー界にとって危機的な事態になり得た極めて困難な状況に立ち向かおうとしていた監督や選手の足を強烈に引っ張るようなことをしておいて今さら手のひらを返すのは恥知らずであり、普通ではあり得ないことである。
もちろん、そこまでのレベルの人はごく一部だと思う。全体のほんの数%に過ぎないと思うが、こういう人たちというのは日本サッカー界にとっては「癌」であり、同じように極めてマイルドに表現すると「あなたたちは、今後、日本サッカーに一切かかわるな。」と言いたい。日本サッカー界の足を引っ張っているのは日本サッカー協会でも、監督でも、選手でも、普通のサポーターでもなくて、あなたたちである。
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本田が走れずスーパーサブの砲台としてしか使えない。
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大迫のバックアップがいない。いたとして本田。
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原口、乾を変えるに変えられない。
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宇佐美が使えない。
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なぜ解任したのか。解任理由のコミュニケーションとは具体的にどういうことか。
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あのタイミングになったことについて、協会としての責任は。後任が西野だが技術委員としての責任は?
実際に「○○や××をW杯メンバーに選ぶべき。」という圧力が日本サッカー協会や西野監督にかかっていたのであれば完全な圧力であり、スポンサー等の意向を汲み取って「○○や××をW杯メンバーに選んだ。」のであれば忖度になるがいずれにしても邪推や妄想の域に入る話である。それを真に受けて嬉しそうに覚えての言葉を使いたがる子供のように「忖度ジャパン」を連呼する人が少なくなかった。侮辱である。
サッカーは世界で最も番狂わせの起こりやすいスポーツのため、もしかしたらうっかり勝ってしまうかもしれない。しかし、そうなった時でも偶然の勝利に左右されることなく、今回の決断は間違っているということを強く言い続ける必要がある。本番の試合が近づくにつれて「試合が始まるのだから余計なこと言わないで応援しろ」という雰囲気が高まっていくだろうが、そういう雰囲気の中でもがんがん水を差すし、サッカー協会としては大会後には「終わったこと」としたいだろうけれども、折に触れて蒸し返していくつもりである。これは別に嫌がらせをしているわけではなくて、コミュニケーションそのものなのだ。数多の甘い囁きや耳心地のよい褒め言葉はただの小鳥のさえずりと変わらない。それよりも「君たちは間違っている」と耳に痛い言葉を聞かせるのが本当の意味でのコミュニケーションと言えるのではないだろうか。わかりますか、田嶋さん?
2018w杯 日本2-2セネガル
まさかの互角以上の打ち合い。こういう想定外がどんどん起こるからサッカーは面白い。
個人的MOMは柴崎。エグいパスを何本も通す、危ないところで何本もインターセプトする。ガチムチのセネガル勢と堂々渡り合い、最後までパフォーマンスが落ちなかった。1列下がった状態でプレッシャーからほんの少し自由になるだけでこれだけの働きができるとは思っていなかった。柴崎→大迫の鹿島ホットラインが決まっていれば…!と思ったのは自分だけではないと思う。
次点は長友、酒井ゴリの両SB、長谷部、乾、原口、大迫。次点にしては多すぎね?と言われそうだが、全員が十二分に役割をこなせていた。サイドの献身はほんとうに武器になっている。しかし酒井ゴリはほんとうに対人強くなった。リーグアンで似たようなデュエルをやりまくっているおかげなのか、ほとんど当たり負けしてなかった。長友乾のところは結果的に失点に絡んだが得点にも絡んだので差し引きプラス的な感じ。あと大迫が輝いていたが、香川が大迫がポストに受けるスペースを開ける動きをしていたのが地味に効いていた。もはや香川はシャドーの選手じゃなくてインサイドハーフの選手なんだよな。あと長谷部は最終ラインに落ちたり、しれっと持ち上がったり、いやらしい動きをたくさんしていた。ああいうのがちょっとづつセネガルのマークをずらす結果につながっていったと思う。
途中で出てきた岡崎がGKを潰したうえで、同じく途中から出てきた本田がまさかの同点弾。相変わらず運動量は少ないけどなんだかんだで点に絡む能力は持っている本田、なんだけど、得点シーンは岡崎の相変わらず感に笑ってしまった。しっかりとセネガルのGKを何の悪意もなく妨害している。「ワンプレー目で潰せ」ってこういうことか。
あと川島は。。。あれはいくらなんでも擁護できない。なぜパンチングを選択したのか。目の前に相手いるじゃん。最終戦はマジで東口か中村に変えてもいいかもしれない。東口が大当たりという感じもないので、それだったら中村に預けてみるのもいいんじゃないだろうか。
2018w杯 日本2-1コロンビア
開始3分でコロンビアのDHが退場&PK獲得、という状況を引けたのは幸運以外の何者でもない。パワプロで言ったら、「超天才型を引いた上に開幕早々ダイジョーブ博士が連続成功」ぐらいの引きの良さだと思う。100試合やって1回あるかないか、みたいなシチュエーションがこの試合で起こるのは、ほんと誰か持ってる感がある。
11対10になった上に先制もしたけれど、前半でコロンビアに追いつかれるという展開。4-4-1のブロックを崩せないし、逆にサイドから組み立てられてしまっていた。数的優位が優位になってないのは問題なんだけど、たぶんこういう状況の想定はされていないだろうから、仕方ないのかもしれない。FKはキンテロのシュートがうまかった。グラウンダーであの速さで蹴れるのはすごい。
後半になるとコロンビアのペースが明らかに落ちた。交代で出てきたハメスとバッカが守備のバランスを崩してしまった感がある。ハメス無茶苦茶うまいんだけど、周りが走れなくなってしまっていた。
決勝点は大迫。本田のボールも良かったんだけど、よく競り勝ったなと思った。昔から思っていたけど、大迫は大柄でもないのに、体の当て方とか、入れ替わり方が抜群に上手い。レッドの場面もそうだけど、ワンプレーで前を向く場面が何回もあった。文句なしにMOMだと思う。