2021都議選雑感

忘れないようにメモ。


勝敗

自民 33勝27敗

都民 31勝16敗

公明 23勝0敗

立憲 15勝13敗

共産 19勝12敗


投票率は42%。昨年より9%減。

大勝ちできると思っていたらしい自民は失速。感覚的には敗北。投票率が低いのに勝てなかったというのは、「普段選挙に行く層」に対してもコロナ対策とオリパラ強行で不満が溜まっていたことを意味している。都民ファは思ったより落ちなかった。大した実績があるとは思わないけど、「自民は嫌」が流れ込んだ結果だと思う。投票率低い分、票読みがクッソ正確な公明がきっちり全部拾っていった。逆にこの投票率で勝てなかった自民は相当危機感持ってるはず。

立憲は反自民の票が流れ込まず、議席は伸ばしたけど、実質的には敗北。都民ファの票を食いとりたかっただろうけどその流れにはならなかった。

都議選終わって秋の衆院選はどうなるか。反自民票が増えるかどうかはオリンピックとコロナ感染者次第。自民は「オリンピック終われば余裕や!」と思ってる節あるけど、そんなうまくいくか?というのが所感で、感染者増えてたらどうしようもないと思う。あと菅さん担いで選挙戦って、相当にリスキーだと思うんだけど、そのへん中央は考慮してんのかな。

反自民票を誰が取るのかはわからん。前回は小池新党がぐちゃぐちゃになった影響でどうしようもなかった。今回は立憲はほぼ全部に候補立てるみたいなので、本筋は立憲なんだけど、反自民の票を都民ファ同様に拾えるのかは謎。野党の候補者調整どうこうという話よりは、何かやってくるであろう小池さんの動きで盤面がどうなるか次第というほうがでかい。スーパー選挙師の小池さんが今の自民党相手に勝負しない訳がないと思っている。都議選を「負けなかった」で乗り切った。オリンピックはどんな結果になっても「自民のせい」にできる状況にいつの間にかなっている。あと数ヶ月後にどうなるかはわかるけど、その辺を気にして見ようと思っている。